One DirectionのInfinity 傷ついた心を癒すのに必要な時間は?

Infinity (One Direction)

One Direction(ワン・ダイレクション)のInfinityです。「無限」を意味するinfinityですが、歌詞の中ではなかなか憎い使われ方がしています。「何が無限なのか?」を想像しながら、歌詞を追って行ってみましょう。

動画はBBC Radio 1でのパフォーマンスです。サビを歌っているHarry Styles(ハリー・スタイルズ)の声の擦れ具合がいい雰囲気を醸し出しています。

この記事ではInfinityの歌詞や意味の解説と、歌詞に使われている英語表現やフレーズの解説をします。歌詞カードに付いてくる対訳はあくまでも一つの解釈です。英語の歌詞を英語で読み取って、あなただけの日本語訳や和訳をしてみてくださいね!

本サイトでは、批評・研究の目的での引用に留め、歌詞の全体像やその対訳・翻訳・和訳は、著作権や翻訳権の関係で載せていません。英語の歌詞についてはgenius.com>Infinityをどうぞ。

歌詞全般について

恋に破れた男の心模様を、猛スピードで落下していく様子に例えています。それくらい、失恋した時は気持ちが落ち込んでいくものですね。しかし、歌詞の主人公の心の傷は相当深いようです。なぜなら、心を癒すのには、夜空に輝く星々を数えるのに費やす時間がかかると言っているからです。気の遠くなるような途方も無い時間がかかるのではないでしょうか。

英語の歌詞と和訳のヒント

down to earth, keep on falling

down to earthは「地球に向かって落ちて」と訳せますが、実はイディオムで「地に足がついている」という意味もあるそうです。ここは後ろにkeep on fallingが続くことを考えると、前者の訳し方が合っているように思えます。

when I know it hurts

このwhenは「…の時」と訳すよりも、「…すると」と訳すと良いです。つまり、「落ち続けていくと痛むのが分かる」ということ。

going faster than a million miles an hour

a million milesで1,000,000マイル時。1 mile = 1.6 kmなので、「時速160万kmより早く」の意。

tryna catch my breath some way, somehow

tryna = trying to。catch one’s breathで「息をする」という意味があります。ただし、これもイディオムで「次にすべきことをゆっくり考える」という意味もあるそうです。高速で落下していく中、息をしようとする、という解釈の方が無難ではあります。

it’s like I’m frozen

「僕は凍っているみたいだ」の意味。宇宙から大気圏に突入し、地球に入ると、そこは極寒の空気です。急降下していく体は凍っていくはずです。

stuck in motion

stuckは「動けない」、motionは「動いている」という意味。落下している状態から抜け出せないということでしょうか。

the wheels keep spinning ‘round, moving in reverse with no way out

前半は車輪が回り続けているイメージ。後半のmoving in reverseは「逆方向に動く」、with no way outは「出口もないまま」の意味。

now I’m one step close to being two steps far from you

「今僕は1歩君の近くに行って、君から2歩離れたところに来た」ということ。1歩近づいたのに、まだ2歩離れている、というニュアンスかと思います。

when everybody wants you

このwhenは「…と考えると」と和訳する方法もあります。「誰でも君をものにしたいと思っていることを考えると」とすれば、直前の歌詞につながりやすいのではないでしょうか。

how many nights does it take to count the stars?

「星々を数えるのに、どれくらいの夜がかかるのだろう?」という自らへの問いかけ。

that’s the time it would take to fix my heart

「それが僕の心を癒すための時間なんだ」と言っています。途方も無い時間が、主人公の心を癒すのにはかかりそうです。

I was there for you

「僕は君のためにそこにいた」です。意訳すると、「僕は君のために生きていた」のようになると思います。

all I ever wanted was the truth

「僕が欲しかったのは真実だった」と和訳できます。

how many nights have you wished someone would stay?

「どれほどの夜を、誰かがいてくれないかと願っただろう」という自らへの問いかけ。

lie awake only hoping they’re okay

「彼らがオーケーであることだけを望みながら横になって起きている」とて直訳できますが、theyとは誰を指しているのでしょうか?

I have never counted all of mine

all of mine = all of my nightsのこと。「僕はそんな風に過ごした夜を数えたことがない」という意味。ここではその数が多すぎて数えきれないと意味をとるべきでしょう。

If I tried, I know it would feel like infinity

仮定法過去の文法です。「もし僕がそうしたなら、僕はそれが永遠であるかのように感じるだろう」という意味。

eyes can’t shine unless there’s something burning bright behind

unlessは「…でない限り」という意味。「何かが後ろで燃えていないと、目は輝くことができない」ということ。これは太陽と月の関係と同じですね。太陽が輝かない限り、月は明るく見えることはありません。ここでは、恋人がいなければ、自分も輝くことはできない、という意味合いがあります。

since you went away, there’s nothing left in mine

「君が行ってしまって以来、僕のものの中には何も残っていない」という意味。「輝くものが自分の中にはもうない」ということでしょう。

I feel myself running out of time

run out of timeで「時間が少なくなって」という意味。歌詞の主人公は、時間が差し迫っているように感じています。

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