Shawn MendesのRuin シンプルな歌詞をブルージーに歌い上げる18歳

Ruin (Shawn Mendes)

Shawn Mendes(ショーン・メンデス)の2ndアルバム「Illuminate」のオープニングを飾るのは、ブルージーなナンバーRuin。アルバムリリース約1ヶ月前に18歳になったショーン。最近ではツアーで各地を周り、日に日にたくましくなっていくようです。「唯一生き残るのは、変化できる者である」と言ったのは進化論を唱えたダーウィンですが、ショーン・メンデスはこのアルバムでどのような変化を見せてくれるのか?

この記事ではRuinの歌詞や意味の解説と、歌詞に使われている英語表現やフレーズの解説をします。歌詞カードに付いてくる対訳はあくまでも一つの解釈です。英語の歌詞を英語で読み取って、あなただけの日本語訳や和訳をしてみてくださいね!

本サイトでは、批評・研究の目的での引用に留め、歌詞の全体像やその対訳・翻訳・和訳は、著作権や翻訳権の関係で載せていません。英語の歌詞についてはgenius.com>Ruinをどうぞ。

歌詞全般について

驚くほどシンプルな歌詞です。繰り返しが多く、それがひと際ブルージーさを引き立てています。歌詞の主人公は、執拗なまでに相手に訴えかけています。そこに感じられるのは、自身への底知れぬ自信です(たまたまダジャレになってますが気にしないでね)。ruinは「壊す」と訳されますが、break、destroyなどの類語との違いは、ruinは「意義が失われるほどに壊す」という意味であること。

歌詞の中ではruin your happinessというフレーズで登場します。「幸せを壊したいと思っているわけではない」と歌う主人公ですが、ということは、そのお相手は「今」何らかの幸せの状態にあるかもしれないということです。それを奪っても、自分といる方がより幸せだと確信しているのは、計り知れない自信があるとしか思えないのです。

英語の歌詞と和訳のヒント

do ya

ya = you。かなりくだけた言い方。

do yo remember how it felt

「それがどんな風に感じられたか覚えているかい?」itの内容は不明。

cause I do

cause = because。doはrememberの代わりに使われています。一度出てきた動詞の繰り返しを避けるための代動詞という用法です。ここは「なぜなら、僕は覚えているから」という意味になります。

I’m not tryna ruin your happiness

tryna = trying to。「君の幸せを壊そうとはしていない。」

don’t you know that I’m the only one for ya

don’t you …?は否定疑問文。普通のdo you …?の疑問文よりも強い意味が加わります。don’t you know …?で「…も知らないのかい?」と和訳できます。「僕が君にとってただ一人なのを知らないのかい?」すごい自信です。

do you think about me at all?

at allは文全体を強める役割をしています。この場合だと、「ちょっとでも僕のこと考えてくれてるかい?」のようなニュアンス。

do I ever cross your mind?

cross one’s mindで「心を横切る」=「頭をよぎる。」do … everの疑問文がもつ意味合いについては、こちらのサイトに詳しく載っています。

do I ever?

do I ever (cross your mind)?と括弧の中が省略されています。

said, do I ever?

文頭のsaidはI saidと解釈し、「…と言ってるんだ」と相手に念を押した言い方かと思われます。

曲の聴きどころ

アルバムの1曲目にどんな曲をもってくるかで、そのアルバム自体のもつ雰囲気が左右されるものです。今回のアルバムで、こんなに渋いブルージーな曲を最初に持ってきたのは、ある意味「挑戦」です。ですが、今回はこんな立ち位置でやっていくよ、というスタンスの表明でもあります。人によって評価は分かれるかもしれませんが(前作Handwrittenの方がよかったとか…)、今作は私にとって「あたり」です。Ruinはこの曲だけで楽しむというよりも、次に続くMercy、Treat You Betterという「流れ」の中でぜひ味わってください。そこに貫かれている精神にふれることができるはずです。

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