Shawn MendesのTreat You Better 歌詞とサウンドに秘められた強さ

Treat You Better (Shawn Mendes)

Shawn Mendes(ショーン・メンデス)のこれまでのヒット曲で有名なStitchesは、どちらかというと、恋人に捨てられ、傷心しながらも再スタートをしようとする主人公を描いていましたが、どこか未練が残っている感じが否めません。今回のTreat You Betterでは一転、自信にみなぎった主人公の姿があります。アーティストとしても力をつけてきた彼の自信の現れなのではないかと思っています。歌詞とサウンドから感じられる「強さ」をぜひ味わってください。 MVもお見逃しなく!

この記事ではTreat You Betterの歌詞や意味の解説と、歌詞に使われている英語表現やフレーズの解説をします。歌詞カードに付いてくる対訳はあくまでも一つの解釈です。英語の歌詞を英語で読み取って、あなただけの日本語訳や和訳をしてみてくださいね!

本サイトでは、批評・研究の目的での引用に留め、歌詞の全体像やその対訳・翻訳・和訳は、著作権や翻訳権の関係で載せていません。英語の歌詞についてはgenius.com>Treat You Betterをどうぞ。

歌詞全般について

treat you betterとは「君にもっとよくしてあげる」という意味。歌詞の主人公が想いを寄せている彼女は、紳士的とは対照的な男と付き合っているようです。MVでは、恋人に暴力を振るう男が描かれており、そんな男と別れることができないでいる彼女に対して、主人公のショーン・メンデスが苦悩している映像を見ることができます。傍から見ると「なぜこんな男と?」と思いがちですが、現実にはその男を振り切ることができず、ずるずると関係を持ち続ける女性は多いようです。

ちなみに、MVの最後にはDV(家庭内暴力)ホットラインが表示されています。お分かりのとおり、このMVのストーリー自体がDVへの注意喚起メッセージになっているのです。そういった観点で見ると、treat you betterは「あいつから君を守ってやる」というニュアンスになるでしょう。

こういった社会的活動にまで幅を広げて音楽活動をしているショーン・メンデスは、2016年8月で18歳になったばかり(ショーンの誕生日は8月8日)。音楽に純粋に打ち込むとの姿を見ていると、自然と応援したくなってしまいます。

英語の歌詞と和訳のヒント

I won’t lie to you

won’tは、will notの短縮形。強い意志を表し、「決して…しない。」

he’s not just right for you

「彼は君にとって正しくはない」が直訳。heは主人公が今付き合っている男のことでしょう。

you can tell me if I’m off

if I’m off the pointと考えると意味が通じると思います。「もし焦点が外れていたら」

see it on your face

「君の顔に見える」=「顔を見ればわかる」

the one that you want

「君が欲しいと思ってる1人」が直訳。

any girl like you

「君のような女の子は誰でも。」

deserves a gentleman

「紳士が値する」=「やさしい男がふさわしい」

your wasted cryin’

「君が無駄にした涙」

you should be with me instead

insteadは「代わりに。」もちろん今の彼の代わりに。「君は僕と一緒にいるべきなんだ」、痺れますね!

the second you say you’d like me too

このsecondは「1秒。」「君が僕を好きと言うための1秒間。」その1秒間だけでも、時間を止めてあげると歌ってます。このあたりの歌詞、グッときます。

I just wanna give you the loving you’re missing

wannaはwant toの短縮形。lovingは「愛情。」ing形には「…している」という進行形の意味があるため、lovingはloveよりも、より動きがある印象。missingは「欠けている。」「君に欠けている愛情を与えたい。」

would be …

「…だろう。」wouldはwillの過去形ですが、ここのwouldは過去の意味はありません。仮定法過去のwouldと言われています。

this could be so different

「これはかなり違うようになる可能性がある」=「そうすればかなり違ってくる。」couldはcanの過去形ですが、前出のwould同様、仮定法過去のcould。

cause I know I can treat you better

causeはbecauseの略。

we’ll be fine

「僕たちは良くなる。」不安になっている相手を勇気付けたり、なぐさめたりする時に使うフレーズ。

promise I won’t let you down

「君をがっかりさせないと約束する。」I promise …と主語が省略されています。

just know that …

「…だけは知っておいてほしい。」

曲の聴きどころ

シンプルなコード進行ながら、どこか力強い躍動感を感じる楽曲。Shawn Mendes(ショーン・メンデス)の若さというエネルギーが炸裂しています。彼の持ち味は、まだ10代という青年にしては深みのあるボーカル。その深みはメロ部分でも発揮されることもさながら、サビのbetter than he canのところで昇華し、ハスキーボイスと相まってリスナーの心を掴みます。

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