Z ft. Fetty WapのNobody’s Better 男女の掛け合いがおもしろい歌詞

Nobody’s Better (Z ft. Fetty Wap)

Fetty Wap(フェッティー・ワップ)のカラッとしたドライなボーカルには中毒性があります。私が彼のことを知ったのは、Fifth Harmony(フィフス・ハーモニー)とのコラボ曲All In My Head (Flex)がきっかけでした。2016年の夏は、まさにこの曲が夏のアンセムでした。そして、Fetty Wapがフィーチャーされた曲をYouTubeで探している時に出会ったのが、今回取り上げるNobody’s Betterです。

この記事ではNobody’s Better歌詞や意味の解説と、歌詞に使われている英語表現やフレーズの解説をします。歌詞カードに付いてくる対訳はあくまでも一つの解釈です。英語の歌詞を英語で読み取って、あなただけの日本語訳や和訳をしてみてくださいね!

本サイトでは、批評・研究の目的での引用に留め、歌詞の全体像やその対訳・翻訳・和訳は、著作権や翻訳権の関係で載せていません。英語の歌詞についてはgenius.com>Nobody’s Betterをどうぞ。

歌詞全般について

女性パートと男性パートが交互に歌われており、男女の掛け合いになっています。いつの時代も、男女関係は難しいというのが、世の中の常ではありますが、この曲は多分にもれず、そのような男女を描いています。おもしろいのが、最初の男性が放ったセリフを、後半では女性が言い方を変えて、女性の立場で返しているというところです。言葉の応酬とでも言えましょうか。男女の言葉の掛け合いを楽しみながら、ぜひ曲を聴いてください。

英語の歌詞と和訳のヒント

Zoovier! Ayo Z talk to ‘em! Squaa!

zoovierはFetty Wapのファンを指します。ayo = you。’em = them。squaaはあまり意味はないようですが、掛け声みたいなものでしょう。

I wanna know what’s on your mind

wanna = wan to。what’s on one’s mindで「…が考えていること」という意味のフレーズ。「あなたが考えていることを知りたい」ということ。

we are such a mystery

「私たちはこんなにも謎だから」という意味。歌詞の中の二人は、まだお互いのことをあまり知らない関係のようです。

I see you liking all those pics

直訳すると、「私はあなたがあのような写真が好きだということがわかる」となります。次の歌詞と関連づけると、他の女の子の写真であることと推測できます。SNSに投稿されている写真を見て楽しんでいる男の姿がイメージできるところです。

flirtin’ with that other chick

flirtは「いちゃつく、浮気をする」の意。chickは「ひな、ひよこ」の意味で、転じて「かわいこちゃん」の意味。他の女に気持ちを奪われていることに対する非難めいたセリフです。

I can’t take this anymore

「これ以上耐えられない」という意味になります。

I ain’t feelin’ the way I’m feelin’ about you right now

ここも直訳してみると、「私はあなたについて今感じているようには感じていない」となります。この女性の気持ちは刻一刻と変わり、今相手に好意を抱いているとしても、次の瞬間には変わってしまうかもしれないということを示唆しています。

what you see is what you get

ここは男性側のセリフ。whatは「…もの、こと」と訳す関係代名詞。「お前が見ているものは、お前が得るものだ」というのは、男の「何も隠し立てはしていない」という主張ととれます。

talk to me, say what it is

talk to meは「返事くらいしてくれ」と訳すこともあるフレーズです。女性側は黙っているのでしょうか?

nobody’s better by your side

「お前の隣にいては誰も良くなることはできない」という意味。「お前と一緒じゃ誰も幸せになんかなれない」という男の主張です。

please don’t take this lightly

take A lightlyで「Aを軽く扱う」です。「この言葉を軽くとらえないでくれ」というこでしょうか。

just don’t believe the hype

hypeは「誇大広告、いんちき、だまし」という意味。「いんちきを信じないでくれ」とは、それだけ自分のことを信じてほしいということでしょう。

I got you and you got me

これより少し前に出てくるI like you and you like meの歌詞と同義。

do you really wanna put it that way?

ここからまた女性のセリフ。putは「考えを述べる」という意味があります。「本当にそんなことを言ってもいいの?」となります。

is that all you have to say?

「それがあなたが言いたいすべてなの?」=「言いたいことはそれだけなの?」

I gave all my love to you, you’re throwin’ it all away

throw A awayで「投げ捨てる」の意。相手に愛を捧げたがすべて捨てられた、という女性の主張です。

it was not too long ago, you were sayin’ “Baby won’t you come my way? Cannot, cannot keep you out my brain.”

前にこう言ってたじゃない、という男女の喧嘩に起こりがちなフレーズ。not too long agoは「遠い昔ではない」の意味。セリフ部分は「こっちに来ないか? 俺の頭から君のことが離れないんだ」と和訳できます。come my wayは、Fetty Wapのヒット曲のMy Wayと掛けていると思われます。

so I gotta know

gotta = got to。「だから、私は知らなければならないの」という女性のセリフ。相手の本心を知りたいということ。

see I really wish that I could believe the words that you are sayin’ to me

最初のseeは「ねえ」という意味と思われます。I wish I could …は「できれば…したい」という願望を表す仮定法過去の用法です。相手が言った言葉を信じたいと言っているようです。

I need a little bit more from you than that

直訳すると、「あんなことより、もう少しあなたから必要なの」となります。自分が愛されているという確証を得たいという女性側の願望が伺えます。

I need a little bit of honesty

「少しでも誠実さがほしい」と言っています。

let me know when you’re ready to love me

let me know when …で「…の時に知らせて」という意味。「私を愛する準備ができたら知らせて」という和訳できます。

talk to me, forget the rest

talk to meは先に出てきた「返事くらいして」という言い回しですが、ここは女性のセリフに切り替わっています。forget the restは「残りは忘れて」と訳すことができますが、「残り」とは「他の女の子たち」を指していると思われます。

nobody’s better by your side than me

than meは「私以外」という意味です。「私以外ではあなたのそばにいたって、誰も良くならない」=「あなたには私しかいない」と解釈できます。

I won’t believe the hype

「いんちきは信じないでくれ」という先に出てきた男のセリフへの女性の返答。「私はいんちきなんて信じない」となります。

if you treat me right

ただし条件付きのようです。「もしあなたが私を正しく扱ってくれたら」という条件で、相手を信じるという女性側の発言です。

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