Zara LarssonのAin’t My Fault 女版Bruno Marsが聞かせるアーバン・サウンド

Ain’t My Fault (Zara Larsson)

スウェーデンの新風Zara Larsson(ザラ・ラーソン)の最近の活躍ぶりには眼を見張るものがあります。Lush Life、Never Forget You、そしてAin’t My Fault。彼女が放つエネルギーは、その力強いボーカルにも見られることはもちろん、MVで踊りまくるその勇姿からもひしひしと伝わってきます。Ain’t My Faultは前作Never Forget YouでもコラボしたMNEKとの共作です。

つい先日リリースされたBruno Mars(ブルーノ・マーズ)の24K Magicのアーバンな雰囲気には一発KOされましたが、個人的に女版Bruno MarsはZara Larssonだと思っております。

この記事ではAin’t My Faultの歌詞や意味の解説と、歌詞に使われている英語表現やフレーズの解説をします。歌詞カードに付いてくる対訳はあくまでも一つの解釈です。英語の歌詞を英語で読み取って、あなただけの日本語訳や和訳をしてみてくださいね!

本サイトでは、批評・研究の目的での引用に留め、歌詞の全体像やその対訳・翻訳・和訳は、著作権や翻訳権の関係で載せていません。英語の歌詞についてはgenius.com>Ain’t My Faultをどうぞ。

歌詞全般について

ain’t my faultは「私のせいではない」という意味で、責任を他に転嫁するフレーズです。ここでは「恋してしまったのはあなたのせい」という意味合いで使われています。歌い手によっては「かわいらしく」響くでしょうが、Zara Larssonの強烈な(いい意味で)存在感を打ち出されると、曲自体のもつインパクトが凄まじいです。Zara Larssonが歌うと、この相手の男性は、まさにこの主人公の女性に「食われてしまう」のではないかと思わせるような表現になります。

この曲の歌詞にはオリジナル歌詞が存在感します。もともとは女性2人が、1人の男性を取り合うという構図だったらしく、歌詞も「It ain’t my fault your man’s calling my phone / It ain’t my fault you can’t keep him at home」だったとか。この歌詞では歌えないと判断したZara Larssonの思惑で、歌詞を書き直したということのようです。以上、こぼれ話でした。

英語の歌詞と和訳のヒント

it ain’t my fault, you keep turning me on

ain’tはisn’tの代用です。ちょっと不良っぽい言い回しになると思ってください。turn A onで「Aを興奮させる」という意味になります。「むらむらさせる」と訳すと雰囲気が出るかも。

you got me so gone

goneで「異性に夢中である」という意味があるそうです。get A goneで「Aを夢中にさせる」となりますね。

I’m not leavin’ alone

「私は一人でいるつもりはない」が直訳。夢中になっている相手と一緒にいたいってことですね。

I can’t talk right now, I’m looking and I like what I’m seeing

「今は話せない」理由は、魅力的な相手を前にして、思うように言葉が出てこないことを言っているように思います。だから「私は見てる、そして見てるものが好き」と次に言っているのだと思います。日本語ではlookもseeも「見る」と訳しますが、lookは「じっと見つめる」、seeは「自然と目に入る」という意味です。歌詞の主人公は、相手の男性をじっと見つめて、見てるだけでも幸せを感じているようです。相当惚れているようですよ!

got me feeling kinda shocked

(you) got me feeling …で「あなたは私を…の気持ちにさせる」ということ。kindaはkind ofの省略。shockedは「ショックを受ける」の意味ですが、いい意味でのショックを受けていると捉えられます。

gotta get it when it’s hot right now

gotta = got to。「鉄は熱いうちに打て」と同じレトリックです。「hotなうちにあなたを捕まえなきゃ」というニュアンス? 言わずもがな、hotには「性的に興奮した」という意味があります。

oh my god, what is this?

「ああ何てことなの、これは何?」想像力を働かせるようなフレーズですが、純粋にとらえれば、「恋しているこの気持ちは何なの」という問いかけでしょう。

want you all in my business

one’s businessは「…がやるべきこと」という意味になります。none of your businessと言った場合に「あなたには関係ない」という意味になる場合のbusinessと同じです。ここでは「何としてでもあなたがほしい」という主人公の熱い気持ちが感じられるポイントです。

I insist

押し問答で使われ、「私は譲れない」というフレーズ。

please don’t blame me for what ever happens next

blame A for Bで「BのことでAを責める」と意味をとります。「次に起こることで私を責めないでね」と和訳できます。次に何をするのか、さあ想像力を働かせてください!

no, I can’t be responsible

「私は責任をもつことはできない」というセリフ。ain’t my faultと同じ意味合い。

if I got you in trouble now

「今あなたをトラブルに巻き込んでも」という意味になります。

see you’re too irresistible

最初のseeは「あのね」というニュアンス。irresistibleは「たまらなく魅力的な」という意味で辞書にも載っています。もともとは「抵抗し難い」という意味。

that’s for sure

「疑いの余地はない」という意味の慣用句。

if I put your hands where my eyes can’t see

whereは関係副詞で「…の場所」と意味をとります。「もし私があなたの手を、私の目が届かない場所に置いたら」という意味。これは…刺激的過ぎるってもんじゃありませんね。Zara Larsson恐るべし。

you’re the one who’s got a hold on me

「手を置いたら…」どうなるか? 「あなたが私の心を掴む一人になる」というわけです。そりゃそうなりますよね…!

it ain’t my fault you came here looking like that

直訳すると、「あなたがそんな風貌で来たのは私のせいじゃない。」相手がどんなに魅力的であるかは、確かに「私のせい」ではありません。

you just made me trip, fall, and land on your lap

tripは「つまずく」という意味の動詞です。「あなたは私をつまずかせ、転ばせ、あなたの膝に着地させる」が直訳です。ここは比喩として考えましょう。

certain bad boy smooth

smoothは「いとも簡単に何かを成し遂げる動作」を指します。ここでは主人公の女性のハートをいとも簡単に掴んでしまったことを言っていると思われます。bad boyは「悪い男」でなく、「やり手の男」とでも解釈した方がよさそうです。

body hotter than summer

「体は夏よりも熱くなる」の意。body is hotter than summerであることは言うまでもないですが、be動詞を省くことで、「ちょい悪」的な言い回しになります。

I don’t mean to be rude

rudeは「相手のことを考えない無作法」のこと。「下品」という意味でも使われるようです。mean to doで「…のつもり」という意味です。

but I look so damn good on ya

A look good on Bで「AはBが似合う」という意味のフレーズです。通常は服が似合うなどのフレーズで使われますが、ここでは「私」が「あなた」とよく似合う、と言っているようです。damnは強意語で、今風に訳せば「めっちゃ」でしょうか?

ain’t got time right now

時間がないと焦っているセリフ。

missed me with that “What’s your name, your sign” right now

ここは人によって解釈が異なるかもしれません。(you) missed me …を「(あなたは)私を逃した」と訳すなら、「名前は何? 星座は何?」という質問をしたことで、私を射止める時間を失ったと言っているのではないでしょうか。そうすると「時間がない」と言っている女性の発言とリンクします。

it’s light outside, I just called an Uber and it’s right outside

lightとrightは韻を踏んでいます。Uberはアメリカ発祥の「スマホで呼べるハイヤー」のこと。クレジットカード決済で、行き先も事前に登録できるサービスなのだとか。次世代タクシーは、Zara Larssonの住むスウェーデンでもよく利用されているようです。こういったサービスまで駆使するとは、主人公の女性の周到さには脱帽です。

your body’s calling me

「あなたの体が私を呼んでいる」とまで言わせてしまう、このお相手の男性は、どこまで魅力的ななのでしょうか?

I know wherever you’re at is exactly where I wanna be

whereverは「どこでも」の意。「あなたがいる場所がとこでも、そこがちょうど私がいたい場所だ」ということを言っています。恋に夢中になっている時は、常に相手と時間と場所を共有していたい、そういう気持ちになるものです。wanna = want to。

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