All My Loving (The Beatles) 歌詞和訳ポイント

ビートルズで英語学習

この記事では、ビートルズのAll My Lovingの歌詞を和訳する際のポイントを解説しています。英語の初級者レベルの方向けの記事です。

著作権や翻訳権の関係で、歌詞やその対訳をそのまま掲載していません。歌詞をご覧になりたい方は、ググって探してくださいね。


まずタイトルのlovingは何者?

動詞のing形は通例、進行形と動名詞の2通りの解釈方法があります。

この位置にくるのは明らかに動名詞で、「~すること」と訳せばいいんですが、よくよく考えるとall my lovingという言い回し、あまり聞き慣れないですよね。

歌詞は全体的に遠距離恋愛をテーマにしているように受け取れるので、遠く離れた恋人に、「ありったけの愛」を送るよ、と歌っているように聞こえます。

all my loving =「僕がいつも愛していること」=「僕のありったけの愛」

とでも解釈すればよいでしょうか。

では、lovingがloveだったらどうでしょう?

意味に大差はありません。

でも、実際にlovingをloveに変えて歌ってみてください。

どこかしっくりと来ないですよね?

語感が違うというか、躍動感がないように聞こえます。

loveの方が音も短いですし、lovingとした方が、後に続くdarlingと韻をふんでいるようにも聞こえます。

というわけなので、all my lovingのlovingは、このような然るべき理由があってlovingにしたのだと思うわけです。

All My Loving (The Beatles) 歌詞和訳ポイント

missは「~がいなくて寂しい」

日本語の「ミスる」は、「~そこなう」という意味で使われます。英語でもそういった意味の使い方をしますが、I miss youといった場合は、100%「~がいなくて寂しく思う」という意味になります。

洋画とかで、恋人同士がよく使う定番フレーズですね。

be trueは「(相手に)誠実である」

be true (to you)で、「~に忠誠を誓って」のような意味になります。

always be trueというキーワードでググると、「愛してるよ」なんて訳語が出てきたりします。これも恋人同士が使うよな定番フレーズなわけですね。

awayは「離れている」

日本語で使われる「アウェイ」は「疎外感を感じる」に近い意味ですが、原義は「離れているう意味になります。

writeだけで「手紙を書く」

write a letterと言わずとも、writeだけで「手紙を書く」の意味で使うことができます。これはreadやdrinkも同様で、read a bookやdrink a beerなどと言わなくても、それぞれ「本を読む」「アルコールを飲む」という意味で使うことができます。

I’ll pretend ~

I’ll pretend that I’m kissing / the lips I am missingの部分は2行にまたがっていますが、ここは1文で解釈しましょう。

pretend that I’m kissing the lipsで「唇にキスしているふりをする(想像する)」、the lips (that) I am missingで「恋しく思っている唇」(thatは関係代名詞)。

missは先に出てきたmissと同様で「~がなくて寂しい思いをする」です。うまく和訳すると、「寂しい」=「恋しい」となるわけですね。

all my loving, I will send to youは倒置

all my lovingが前面に出た倒置になっています。元は、I will send all my loving to youです。目的語のall my lovingを強調するために、前に出しているわけですね。

まとめ: All My Loving (The Beatles)

ポール・マッカートニーによる初期の名曲の歌詞和訳ポイントはいかがでしたか?

曲よりも詞を先に書いたという、ポールにとっては珍しい作曲パターンの楽曲です。

ジョン・レノンの鬼の三連符や、ポールのウォーキング・ベースが心地よく爽快さを感じさせますが、歌詞の方も思いっきり爽やかで甘酸っぱい内容です。

ビートルズの歌詞を正確に解釈する手助けになければと願っています!

おまけ: 語彙リスト

語彙意味
miss~がいなくて寂しく思う
away離れている
pretend~のふりをする
come true叶う
remember覚える

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