ループステーションアーティスト Elise Trouw
最近YouTubeで発掘したアーティスト、Elise Trouwさんを紹介します。あまり見慣れないスペリングの名前ですが、「イリース・トルー」と発音するみたいです。
YouTubeをパラパラと見ていると偶然こういった掘り出し物があるのでうれしいものです。
さて、Elise Trouwさんを一躍有名にしたのは、こちらの動画。
演奏しているのは、Foo Fightersの「Everlong」を、Bobby Caldwel風にマッシュアップした曲です。Jazzのような大人な雰囲気を醸し出しています。
彼女の美貌もさることながら、唐突と始まるループステーションを駆使した演奏には目を見張ってしまいますね。もしかしたら、カメラワークのうまさも手伝って、そう見えされているのかもしれません。
蛇足ですが、YouTubeのコメントでは、髪をかき上げるしぐさが多く、「彼女に髪留めをあげて」などのコメントが目立っており、違う意味でもにぎわっています。
Elise Trouwさんってどんな人?
ちょっと気になったので彼女について調べてみました。
まずは年齢ですが、まだ弱冠の19歳です。さすがはアメリカ人、年齢に対してとても大人びて見えます。
肩書は、歌手、ソングライター、そしてマルチ楽器演奏者。動画でも披露しているとおり、演奏する楽器は、ギター、ベース、ピアノ、ドラムと多岐にわたり、マルチな才能を発揮しています。
2015年にPacific Recordsと契約しましたが、1年後にはレコード会社からリリースした楽曲の権利を買い取り、2017年に自身のレーベルGoober Records(レーベルってそんな簡単に立ち上げられるものなの?)から、1stアルバム「Unraveling」をリリースしています。
影響を受けているアーティストは、Radiohead, The Police, Adele, John Mayer, Steely Dan, Tower of Powerとのことです。ジャンルとしては、オルタナティブ、ポップ、ジャズに分類されています。
インタビュー記事によれば、1970年代のアーティスト色が強いのは、彼女のドラムのインストラクターからの影響があるとか。また、ジャズの要素は、彼女が高校時代にジャズバンドに所属していたことが大きいようです。
インタビュー記事のリンクを載せておきます。記事では、どうしてループ演奏をすることになったかなどの経緯も書かれており興味深いです。
Jimmy Kimmel Liveでのループ演奏
冒頭で紹介したオリジナルの演奏動画もよいですが、Jimmy Kimmel Liveに出演した映像も見ごたえありです。
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