- Lush Life (Zara Larsson)
- 歌詞全般について
- 英語の歌詞と和訳のヒント
- I live my day as if it was the last
- as if there was no past
- doin’ it all night, all summer
- I’mma dance my heart out
- I won’t be down when morning comes
- gonna spend it like no other
- it was a crush
- I kept saying I’mma stay in touch
- that thing went bust
- no tricks, no bluff
- I’m just better off without them cuffs
- the sun won’t set on us
- went low, went high
- still waters run dry
- gotta get back in the groove
- I ain’t ever worry
- what matters is now
- getting right back in the mood
- now I’ve found another crush
- the lush life’s given me a rush
- had one chance to make me blush
- second time is one too late
- ライブでも聴きごたえのあるZara Larssonのボーカル
Lush Life (Zara Larsson)
Zara Larsson(ザラ・ラーソン)は、まだ10代後半のスウェーデン・出身のシンガー。彼女のほとばしるようなエネルギーは、MVの中で踊り続けるその姿からも伺えます。まさに、スウェーデンからの新風ということができるアーティストです。タイトルに使われているlushは「植物が青々と茂った」という意味があります。人生の青々しい時期の真っ只中にいるZara Larssonの新しい風をぜひ感じてください。
この記事ではLush Lifeの歌詞や意味の解説と、歌詞に使われている英語表現やフレーズの解説をします。歌詞カードに付いてくる対訳はあくまでも一つの解釈です。英語の歌詞を英語で読み取って、あなただけの日本語訳や和訳をしてみてくださいね!
本サイトでは、批評・研究の目的での引用に留め、歌詞の全体像やその対訳・翻訳・和訳は、著作権や翻訳権の関係で載せていません。英語の歌詞についてはgenius.com>Lush Lifeをどうぞ。
歌詞全般について
一言で言えば「今を生きる」ことの大切さを歌っています。carpe diemというラテン語がありますが、これは「一日を摘め」=「今日という日の花を摘め」とされ、一日一日を大切に生きることの大切さを意味します。この格言のごとく、歌詞の主人公が今選んでいる生き方は、過去を引きずらず、この瞬間に生きるという生き方。手錠をはめられたような生き方なんてしたくない、というような歌詞も出てきます。MVの中で踊り続けるZara Larssonのように、歌詞の主人公も、夏夜を朝まで踊り続けます。踊り続けることが、主人公のみなぎった生命力を感じさせます。
英語の歌詞と和訳のヒント
I live my day as if it was the last
as ifで「まるで…であるかのように」という意味に。仮定法過去が使われており、過去形のwasになっています。the lastはthe last (day)ととり、「最後の日であるかのように、私は生きる」と和訳します。
as if there was no past
pastは「過去。」「まるで過去がないかのように」という意味。
doin’ it all night, all summer
直訳すると、「それを夜通し、夏の間じゅうやっている。」
I’mma dance my heart out
I’mma = I’m going to。dance my heart outで「胸が張りさけるほど踊り通す」ということ。cry one’s heart out(胸が張り裂けそうなほど泣く)という英語表現からきています。
I won’t be down when morning comes
downが訳しづらいですが、「朝が来た時も私はdownしてはいないだろう」という直訳から、意訳するとよいでしょう。
gonna spend it like no other
gonna = going to。likeは「…のような」の意味。like no otherで「他の何とも似ていないもののように。」otherの後ろに省略されている単語によって意味が変わります。意訳すれば「他の誰とも似ていないような時間の過ごし方をする」となります。
it was a crush
crushは「一時的に恋に夢中になっている状態」のこと。「一時的に」というのがポイント。
I kept saying I’mma stay in touch
keep doingで「…を続ける。」stay in touch「ずっと連絡を取り続ける」という意味。意訳すると「ずっと一緒にいたいって言っていた」となります。
that thing went bust
that thingで「あのこと」、went bustは直訳すると「爆発した。」前にした恋ははじけ飛んで終わってしまったということ。
no tricks, no bluff
trickもbluffも「騙し」を意味する単語です。ここでは、「嘘なんかじゃないけど…」という意味です。
I’m just better off without them cuffs
better offは「豊かである、もっと良い」という意味のイディオム。well ofとも。them = those。cuffsは「手錠」のこと。直訳は「あんな手錠なんてない方がよっぽどよい」となります。cuffsはおそらく恋人(に束縛されること)を例えているのでしょうね。
the sun won’t set on us
「太陽は私たちには沈まない。」朝まで踊り続けるというラインが上にあったように、歌詞の主人公はいつまでも踊り続けるのです。
went low, went high
「低いところに行ったり、高いところに行ったり」と直訳可能です。人生の山や谷を経験したということでしょう。
still waters run dry
stillは「じっとした」という意味。とどまっている水は干上がってしまうということ。
gotta get back in the groove
gottaは「…しなければならない」の意。in the grooveは「快調の」という対訳が可能。grooveはジャズなどの音楽でも使われ、演奏が乗りに乗っている状態を指します。「あの流れに戻らなきゃ」とでも訳せばよいでしょう。
I ain’t ever worry
ain’tはこの場合、don’tと同じ意味。「私はもう悩んだりしない。」
what matters is now
what mattersで「重要なこと」と和訳します。「大切なのは今」ということ。
getting right back in the mood
gotta get back in the grooveとほぼ同じ意味。moodは「気持ち」という意味。
now I’ve found another crush
I’ve = I have。「今私は他のcrushを見つけた。」新しい心ときめく人が現れた、ということ。
the lush life’s given me a rush
lushは「青々と茂った」という意味。rushは「急ぐこと。」意訳すると「瑞々しい生き方が、私を急かせている」となります。充実した人生ということができるでしょう。
had one chance to make me blush
blushは「顔を赤らめる」という意味。「私の顔を赤らめさせるチャンスは一度だけ」=「私を落としたいならチャンスは一度」となります。
second time is one too late
「二度目は遅いものになる」が直訳。前文の歌詞とつながっています。
ライブでも聴きごたえのあるZara Larssonのボーカル
ライブになるとボーカルが頼りない響きに聞こえてしまうアーティストもいれば、スタジオ・バージョンよりもはるかに上手く聞こえるアーティストもいます。Zara Larssonは後者に当てはまるアーティストでしょう。
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